節分の夜、ひとりぼっちの爺さんが寂しさからやけになって「オニは?うち!」と豆を蒔いてしまいます。すると「おばんで?す」とやって来たのは赤鬼でした。やがて次から次へと鬼達が集りビックリ! 爺さんは慌てるやら嬉しいやら、たとえ鬼でも久しぶりのお客様です。爺さんは囲炉裏を温め鬼達をもてなしました...。底抜けに明るい鬼達と爺さんとの心温まるお話、しっとりした岩手の昔話をどうぞお楽しみに!