セロ弾きのゴーシュは、ゴーシュは無対象で、セロを演奏しますが、最後の一言以外は声を出さずに演技をします。動物たちは、役者が袖から声だけで表現します。子どもたちは、ゴーシュ役の動きと声だけで、ゴーシュの心が手にとるようにわかり、声が聞こえないのに声がきこえるように感じることに驚きます。いないはずの動物たちが子どもたちの想像の世界でありありと浮かび上がります。注文の多い料理店は、笑いながら、顛末に気付き怖くなるお話です。