花祭りをはじめ、多くの民俗芸能が脈々と受け継がれている奥三河を活動の拠点とし、地域住民として生きた芸能を受け継ぐ志多らの舞台は、日本の原風景が見え、どこか懐かしさを感じます。まっすぐに和太鼓に向き合い奏でる一打一打の響きは、心を突き動かし、優しい篠笛の音色は、心を包み込んでくれます。志多らが生み出す和太鼓は、人と人を結び、共に未来へ歩んでいこうとするメッセージそのものです。